行ってきました!東京スカイツリー&運河探検クルーズ
~ ミニパナマ運河と逆さスカイツリー発見の旅 ~
朝から気温30度!9月とは思えない暑さの中、東京駅を出発した我々が最初に向かったのは、「お台場 船の科学館」。
船や海にまつわる歴史や、展示物を見学してきました。
ここで得た豆知識をひとつ。
船名に「~丸」とつく由来をご存知ですか?
一説には、自分を表す「麿=まろ」が、後に所有物を表すようになり、
これが転じて「丸」になったのだとか。勉強になりますね!
さて、次に向かったのはリゾート気分を味わえる「ホテルグランパシフィック台場」。
レストラン「楼蘭」で中華ランチを楽しみました。
満腹で早くも疲れ気味の参加者ですが、次がいよいよツアーのメーンイベント。
運河船に乗るため、越中島の防災船着場に向かいました。
これが隅田川を上る運河船。34人で定員いっぱいの大きさです。
作業船、運搬船、屋形船、漁船など、あらゆる船が行き交う隅田川。
これらの船とすれ違うたびに、我々が乗った運河船は
まるで木の葉のような頼りなさで波に煽られていました。
しばらく走ると、船は「横十間川」に入ります。
十間とは今の単位で18m。この小さな運河船でちょうどいい川幅です。
いくつもの橋をくぐるたびに、東京の更に奥深くに、
いつもとは異なる入り口から案内されているような不思議な感覚に陥ります。
しばらく進むと更に水路が狭くなり、前方に真っ赤な水門が見えてきました。
水門に入ると、前方にも同じ水門が!
後ろを見ると、今くぐってきた水門がゆっくりと閉じられています。
つまり我々の船は、コンクリートの大型いけすの中に閉じこめられたようなもの。
ここがパナマ運河と同じ方式の扇橋こうもんですね。
東京湾や隅田川の水位よりも2m以上低い江東区の運河に船が入っていくためには
このミニパナマ運河を通過しなければなりません。
徐々に下がっていく水位を眺めながら、
大都市東京の知られざる地形事情を体感しました。
途中、レガッタの練習に励む中学生に遭遇。
潮の満ち干や流れがまったくない運河は、レガッタに最適なんですね。
練習の邪魔にならないよう、極力波を立てずに通過する我々の船に向かって、
中学生たちが元気よく挨拶してくれました。
日焼けしたまぶしい笑顔に手を振りながら、船は一路下町へ。
遠くに、東京スカイツリーが見えてきました。
緑が多い亀戸天神の防災船着き場では、木陰でのどかにハゼ釣りに興じる姿が。
船からの景色にも下町情緒が感じられるようになってきました。
そして、運河船が古びた橋をくぐり抜けたとき、
突如現れのは、見上げる高さの東京スカイツリー!
船上から「おおー!」と感嘆の声があがりました。
全体像が川面に映り、まさに逆さ富士ならぬ、逆さスカイツリーの出現です。
今しか見られない「建設中の逆さ東京スカイツリー」!
絶景ポイントを押さえて、船はまた越中島の船着き場へと戻っていきました。
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さて、今回の運河探検クルーズ体験レポートはいかがでしたか?
千葉機工会では、来年もこういった日帰り旅行を計画しています。
会員同士の親睦を深める良い機会なので、ぜひ参加してくださいね。